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Restore Japan! 意見・提言

「フジサンケイビジネスアイ」に掲載されたJRC会員の声です。
会員の声は、日本の政治・経済、金融、教育、芸術、文化などをテーマに、日本の活性化、再建に向けて発信されています。

2011/8/31 掲載

『人それぞれが求める楽しさや快適さを提供する』

アドアーズ  藤澤信義 代表取締役会長

御社の事業内容についてお聞きします

企業イメージ当社は首都圏駅前立地を中心とした、いわゆるゲームセンターの運営を主軸とし、創業から45年目を迎えております。業界内ではメダルゲームのパイオニアとして認知されており、ラスベガスのカジノのような高級感ある大人の社交場をイメージした店舗展開も相まって、20〜30歳代を中心とした比較的年齢層の高いお客様にご愛顧頂いております。近年は明るい雰囲気の施設作りへの転換やプライズ(UFOキャッチャー)・プリクラゲームにも注力した結果、女性やファミリー層、さらにはシニア層にわたるまで多くの様々なお客様にもご愛顧頂くようになりました。
私自身も今でこそ金融を中心としたグループの統括をしておりますが、大学時代を含めて30歳までは、アミューズメント業界の、それも店舗スタッフとして最前線でいろいろな経験をさせてもらってきました。

今後の事業展開についてお聞かせ下さい

アミューズメント業界は再編と変革のただ中にありますが、これは決して経済環境だけでなく、旧態依然とした業界特有の考え方に縛られてしまっているところも一因です。厳しい市況ではありますが、社会の原理原則に基づいた判断と、何事も基本を忠実に、という当たり前のことを当たり前にやることだけでも十分に伸びていけると考えています。
今年の5月から経営を任されておりますが、当社も内部組織や人材育成面でもまだまだ合理化や改善余地が多く、この1年はV字回復への足元固めとして自社改革を最優先と考えております。一方で先日のゲオ社との提携のように、業界内外問わない協力関係からビジネスチャンスを広げていき、当社独自の成長路線を早期に描いていきたいと考えています。

日本を元気にする為にはどのようにしたら良いでしょうか

私たちが提供する「遊び」は時間の消費を楽しむレジャーであり、ゲームセンターは気軽に訪れることのできる空間です。グローバル化や情報化社会は、時間の概念を一変させ、その時間の速さが現代人のストレスを生み出していると思います。「遊び」はまさにそのストレスに直接的に作用し、明日への活力への一助として、ひいては日本の元気にもつながるものと考えています。
日本人の余暇が多様化している中、私たちも、ただゲームを提供するのではなく、お客様と向き合い、その人それぞれが求める楽しさや快適さをいかに提供できるかというサービス業としての原理原則・基本にたちかえって、より多くのお客様に楽しい時間を過ごしてもらえるよう頑張っていきます。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/8/24 掲載

『何度も何度も挑戦する強い心が必要』

システムズ 小河原 隆史 代表取締役副社長

事業内容からお聞きします

企業イメージ1969年の設立当初はパンチカードの事業から始まりました。その後、パンチャーの人材派遣やSE等の開発人材の派遣などの事業を経て、受託型の開発事業にシフトしてきました。バブル崩壊の際には下請け的なビジネスだけでは生き残れないと考え、当社独自のビジネスとしてマイグレーション事業を始めました。これは汎用機からオープン系システムに移行する事業ですが、単にツールを提供するコンバージョンビジネスでなく、システム再構築プロジェクトをQCDの観点でいかにマネジメントするか、マイグレーションSIビジネスとして取り組み他の企業と差別化した手法を展開し、この事業で国外3件を含め特許を9件もっています。また、ここ7年ほどは営業・マーケティング活動に力を入れており、独自セミナーを定期開催し新規のお客様開拓にも注力しています。今後はさらにブランディング活動にも取り組んでいきたいと考えています。

今後の事業展開はいかがでしょうか

韓国、中国、米国で特許を取っていますので、これを足掛かりに海外展開も考えたいと思っていますが、今はまだ国内で技術・マネジメントを磨き、売り上げを伸ばしていきたいと考えています。マイグレーションを軸に、今までやってきたシステム運用の方も一層強化したいですね。仕事が俗人化し、改善されず高コスト構造になっている運用業務を可視化し改善することで、お客様の経営に貢献できると考えています。この3、4年はシステムの企画構想の分野にも手を広げておりまして、中小企業についてはまだまだ情報化が遅れている企業が多いですから、そこにはCIOのような立場で入らせていただき、お客様の課題を抽出し、情報化による解決と運用の定着までをお手伝いをしていきたいですね。42年間の現場力をお客様の経営に活用すれば、確実に経営貢献できると思います。

日本を元気にするにはどうしたらいいでしょうか

最近、中国やベトナムなどに行き若い人を見ていると、パワーとか熱気とか勢いを感じるんですね。なぜかなと考えると未来に対する明るい希望や夢があって、それを実現できると思っているからだと思うんです。それに対して日本はメディアも含め悲観的な考え方が多く過去の良い時代と比較しているんだと思います。でも今は高度成長期とは違います。縮小する経済環境下では、やれば成果が出る時代ではないんだと思います。ちょっとやっただけでは成果は出ない。何度も何度も挑戦する強い気持ちが必要だと思うんです。今の時代を受け入れ、その中で苦しくても夢や希望を持つ。そういった発想の転換が必要だと思います。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/8/17 掲載

『ITに関するソリューションで社会貢献を』

クオリティ 浦 聖治 代表取締役社長

事業内容から伺います

企業イメージ企業向けに情報インフラを整えるためのソリューションを提供しています。現在は企業でも学校でも役所でもPCなしでは仕事ができません。私たちの仕事はPCがきちっと動き続けることを保証することです。ソフトウェアのバージョンが古いために脆弱になっている、使ってはいけないソフトウェアがインストールされているなど、それぞれのPCの中をチェックして正常に保ちます。またハードディスクにあるデータを常時バックアップして不測の事態に備えます。PCを24時間365日稼働するように保つのが我々の使命です。現在約3600社で約360万台のPCが、我々のソリューションで管理されている計算になります。南紀白浜のエスアールアイと東京のクオリティソフトが開発と販売を役割分担しております。

クオリティライフという会社もありますが、ここは何をしているのでしょうか。

クオリティグループでは理念として「豊な世界の創造」を掲げています。発展途上国の飢餓のような根本的な世界の問題に挑戦していくようなグループでありたいと常々願ってます。しかし世界の飢餓問題に挑戦する前に、食糧自給率が40%を切るという日本の農業の問題を解決することが先です。ITの世界にいる我々がこの問題の解決にどう貢献できるか、これがクオリティライフのテーマです。日本の農業には流通、就労人口の老齢化、休耕地など問題が山積です。これらの問題のひとつにでも、ITを得意とする我々が答えを見出して行きたいと考えています。今まではITソリューションを提供するだけの立場でしたが、今度はITをユーザとして活用するということです。日本の現実に対して動く中で、途上国の飢餓・貧困問題の解決が見えてくると思っています。

それは日本を元気にすることにもつながりそうですが。

日本の産業構造はモノつくり中心です。売れないから死ぬ思いをして改善する。作ってしまったからまた死ぬ思いをして販売する。これではメンタルヘルスに支障をきたしてもおかしくない。これが今の日本だと思います。その反面で食糧は自給できていない。解決策は食糧と働く喜びを同時に作り出せる農業をはじめとした一次産業だと思います。いかにして農業をやりがいのある、そしてそれで生活していける産業にするかが大きな課題です。現在ひとつの試みとして、たまな食堂・たべごと教室・たべもの商店という3つの機能を持つお店を青山でやっています。これは、心ある生産者と目覚めた消費者を結びつけるための試みです。良い農産物に少し多めにお金を払う人が増えたら、日本人の健康が増進し、同時に日本の農地も蘇るという構図です。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/7/27 掲載

『日本人の持つ心の豊かさがなくならない限り元気を取り戻せる』

三信倉庫 大竹 英明 代表取締役社長

事業内容からお聞ききします。

企業イメージ弊社は昭和30年に祖父が立ち上げた会社でして、私で3代目になります。事業としては東京を中心にした倉庫業とオフィスビル、店舗をオーナーとしてお借りいただくという不動産賃貸や管理の事業をしています。その他には書籍の宅配サービスやミネラルウォーターの生産事業も手掛けています。

書籍の宅配やミネラルウォーターの事業は倉庫業とは少し違う気がしますがどういうきっかで始められたんですか。

書籍の宅配サービスの方は、元々出版社から本の在庫をお預かりしていた過程で出てきた話で、出版社から配送の仕事もしてほしいと依頼があってお引き受けしたのがきっかけです。
ミネラルウォーターは大阪の企業が東京進出を計画していた時に知人を介してご縁があった話です。ミネラルウォーターの生産や販売には、プラントと配送車両が必要になりますが、倉庫のある場所はその条件に合うんですね。倉庫業を展開する弊社には適した事業だったわけです。
宅配もミネラルウォーターも倉庫業をベースにしている事業ですから、今後も同じように、倉庫の施設を利用して、別の事業を展開するようなことは考えていきたいですね。
後は個人向けのトランクルームの需要が高まっていて、個人向けのサービスも今後力を入れていければと考えています。

日本を元気にしていくにはどうすればいいでしょうか。

私個人はバブルを経験していませんので、特に今、元気がないという感覚はありません。
民間に関していえば、以前と変わらずに元気だと思っています。霞が関や永田町に頼らず民間は民間でできることを頑張っていけばいいと考えています。ですから、政・官は規制などで足をひっぱらないでほしいと思っています。我々倉庫業は元々規制はそれほどなく、自由にやってきてうまくいってますから、他の業界にもあまり規制をかけずにやりたいことをやらせてあげればうまくいくのではないでしょうか。
GDPが世界3位に落ちて大騒ぎしていますが、それほど悲観することはないと思います。
震災に見舞われて大変な思いをしましたが、そこで改めて見えたのが、日本人本来の持つまじめさや、何かあった時に結束する結束力や助け合いの精神でした。そういう日本人の持つ心の豊かさがなくならない限り日本人は元気を取り戻せると思います。ですから悲観する必要はないと思いますし、してはいけないと思います。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/7/20 掲載

『夢に向かってステップアップ』

ティ・ウイングス 竹中 一雄 代表取締役社長

起業の経緯や事業への思いをお聞かせ下さい

企業イメージ脱サラする前は鉄鋼メーカーに在籍しておりました。1994年頃だったと思いますが、鉄鋼不況やバブルがはじけた影響で過大な投資を回収できず、会社自体の財務状況が悪化しておりました。私が会社の先行きに不安や危機感を感じていたなか、早期退職制度が新設され、転職を決意しました。はじめは鉄鋼関係の会社を興そうと調査しましたが、途中で資金ショートする恐れがあるので先に資金の流れを作る必要があると考え、たどり着いたのがドトールコーヒーでした。ドトールコーヒーは驚くほどの集客力を持ち、店舗の運営システムも確立していました。が、管理手法が確立されておらず、無駄が多いこともわかりました。そこで、前にいた会社の経験を生かし管理システムを開発すれば成功すると考え、ドトールのFCで事業をスタートしました。

他に業界のお仕事もやっておられると聞きましたが

縁があって今は全国FC加盟店協会会長をしています。この業界は本部・加盟店間のトラブルが多く、協会では個別加盟店からいろいろ相談を受け付けておりますが、会長としてFC業界健全化のために業法の制定を政府にお願いしております。

環境事業にも取り組んでいらっしゃるようですが

(株)T-ENERGYという会社で燃料添加剤を販売しています。三菱商事にいた私の友人が退職して話を持ち込んだのがきっかけです。話を聞いて試しに私の車に使ってみると、燃費が17%も改善し、即事業化を決意しました。しかし、ガソリン用添加剤は世の中にまがい物が多く、苦労しております。一方、重油用添加剤は大手企業での実証テストを重ねた結果、東レ様をはじめ、数社に納入させていただいております。
燃料効率が高まると、CO2も削減できますので大きな社会貢献ができます。今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。

日本を元気にするにはどうしたらいいでしょうか

新宿も夜が早くなり日本は表面的に元気がないように見えますが、私は今の日本に元気がないとは思えません。バブル以降日本人の価値観は多様化し大きく変わりましたが、今また日本人は、おのおのができることを懸命に努力しているのではないでしょうか。節電などが一例ですが、日本人本来の良さを再認識しそこに回帰しつつあるように思います。
また、元気にするという観点で言えば、若い人には夢を高く持ってもらいたいですね。わが社は入社試験の時に「あなたの夢」を聞いておりますが、夢に向かってステップアップしている人は少ない。夢の実現のためにも具体的なスケジュールを立て、諦めないで努力を積み重ねて欲しいと思います

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/7/13 掲載

『エネルギー革命で日本を元気に』

エコ&エコ  安永 正弘 代表取締役社長

起業のきっかけや事業内容についてお聞かせください

企業イメージ元々はグループ会社のフジトミという会社で人事・教育の仕事をしていました。ただ、以前からエネルギー問題に関心を持っていて、化石燃料はいずれ枯渇することは間違いないと考えていましたし、CO2の問題に起因する地球環境保全の問題にも興味がありました。そして、それらの問題を解決できるクリーンエネルギーは必ずビジネスになるという確信があったんです。人事の仕事に限界を感じていた時期と重なったこともあり、興味、関心の強いことで思い切って独立をしようと決心しました。メインの事業は太陽光発電システムの販売と施工です。太陽光発電のほかにもオール電化システムやエコに関連した商材の販売・リフォーム工事等も事業化しています。また、商社的な動きもしていまして、太陽光発電やオール電化のエコ商材を同業他社さんや工務店さんに卸すという仕事も増えてきました。今は販売、施工、卸という3本柱で事業を展開しています。

お客様はやはりエンドユーザーさんが多いですか

戸建てをお持ちの一般のお客様が多いのは確かです。ただ、最近はマンションや賃貸アパートからの引き合いも増えてきています。賃貸アパートの需要が増えてきたのは、太陽光発電の導入で補助金がもらえることや、発電した電気を使用し余った電気を売電できたり、さらにエネ革税制を利用すれば節税にもなるので、家賃収入と同様に安定した収入になることが主な理由だと思います。ですから、マンションやアパートの需要は今後も大きく伸びていく市場だと思います。

元気のない日本を活性化するのはどうしたらいいでしょうか

事業主の立場で言うと景気を良くすることだと思います。私はバブルがはじけた年に社会人になりました。バブルの善し悪しは別として、活気があったのは間違いありません。その後IT革命で生活も仕事も便利になり、それをきっかけに景気が回復しました。次に来るのがエネルギー革命だと思っています。大震災をきっかけに、エネルギーの見直しの機運が高まっていますが、これをきっかけに産業を起こさないとだめだと考えています。
日本には他国に真似が出来ない技術がありますから、政治にたよらず我々民間の頑張りで十分革命は起こせると思います。
景気は自分たちで良くするものだと思いますし、幸せは自分たちでつかみ取るんだという気概を持ちたいですね。ここ2,3年で世の中や業界が大きく変わります。
エネルギー革命が起これば当然、新しい産業が生まれますし、新しい企業も増えて
雇用も増えますから、日本も元気になると思います。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/7/6 掲載

『今後は携帯電話のリユース事業を世界に展開していきたい』

リプロ電子 田中 一正 代表取締役社長

事業内容からお聞かせ下さい

企業イメージ当社は使用済み携帯電話を回収し、主に液晶パネルを再利用して、ワンセグTVやボードPCなどに製品化する事業を展開しています。当初は携帯電話事業者経由で回収された使用済み携帯電話からパーツを取り、リユースしていたんですが、キャリアショップ経由の回収率は携帯総販売台数の20%程度なんです。そこでもう少し範囲を拡げられないかと考え、キャリアショップ以外の携帯販売店に対し、直接回収の打診をしてみました。そこでわかったんですが、やはり日本に中古携帯の流通がないのも回収総量が増えない大きな理由の一つなんですね。そこで中古携帯も一緒に扱えないかと、昨年3月から中古携帯電話の回収事業を始めました。

回収が進まない理由の一つにセキュリティの問題があると思いますが

皆さん個人情報が漏れるのを恐れて古い携帯を処分しようとされないんですね。そこで当社は携帯メモリー上のデータを上書き消去するソフトを開発し、個人情報の漏えいを防ぐシステムをつくりました。実は国内中古携帯の種類は2000種類くらいあり、消去ソフトは簡単に作れないんです。その点で当社のソフトが評価され、現時点で実施されているデータ消去の60〜70%は弊社のソフトを利用していただいていると思います。ただ、我々の目的はあくまで古い携帯の回収とリユースにあり、それを促進するための下取り支援サービスとして提供しています。「リセキュア」というサービスで、システムを組み込んだPCごとレンタルし、下取り査定から買取り、データ消去まで一貫してサポートする仕組みです。具体的には、お客様の古い携帯をケーブルでPCにつないで型番を自動認識し、瞬時に下取り価格を査定します。下取り後は、先ほどのデータ消去ソフトを使い、個人情報を上書き消去します。
お店で回収した古い携帯は全量当社が買取り、クリーニングなどを行った後中古販売業者に売却したり、パーツを取出し販売したりするわけです。携帯ショップは全国で14,000店舗以上ありますが、ゆくゆくは全店に展開したいですね。レンタル料は1台目が月額5万円、2台目から2万円です。ただ、50台程当社に販売していただければレンタル料は実質タダになります。

御社の事業は社会的にも有意義な事業だと思いますが

ありがとうございます。携帯電話にはレアメタルも多く含まれており、リサイクル活動は社会的にも有意義だと考えています。またこの活動は世界的にも有用なものなので、今後は事業を世界に展開していきたいですね。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/6/29 掲載

『何かにかかわり合いそのために努力することが大事』

シタシオンジャパン 小出紘道 代表取締役会長兼社長

事業についてお聞きします

企業イメージ会社自体は昭和60年の設立で、総研として事業を始めたようですが、当初は文房具の輸入などもやっていたようです。私が関わったのは8年前で、前職は学習塾の塾長をしていたんです。その後海外留学をしたくて退職してMBAを取得しました。そのまま現地で就職する話もありましたが、人事系のコンサルティングの仕事をしたかったのと、多少日本も恋しくなっていたので日本で就職活動をしました。そこで巡り合ったのが今の会社のグループ会社で、それが縁となって今日に至ってます。
事業としては大きく2つありまして、マーケティング事業と診断事業です。マーケティング事業はさらにコンサルティング部門とリサーチ部門の2つの部門に分かれています。
具体的な仕事としては、仮説を立てて、調査で検証し、具体的な戦略の立案まで一貫して請け負いますので、コンサルファームや総研やリサーチ会社とバッティングすることが多々あります。コンサルファームに対しては半額に近い価格で、リサーチ会社に対しては圧倒的なパフォーマンスを出すことで弊社の存在をアピールしてますし、それが弊社の立ち位置だと考えています。コンサルティングまでやらせて頂いてますので、お客さんと生みの苦しみを味わうこともありますが、それが弊社の仕事の醍醐味ですね。

日本はどうすれば元気になっていくんでしょう

日本の経済自体、今後発展していくのかということがそもそも分からないですよね。
ですから、経済は発展しなくても自分たちがハッピーでいられることを考える必要があると思います。日本が右肩上がりであろうがなかろうが、個人個人が右肩上がりに頑張れるということの方が重要だと考えています。個々が右肩上がりになっていけば、その集まりである集団が右肩上がりになりますし、ゆくゆくは国も右肩上がりになっていくんじゃないでしょうか。

ただ、その個人個人があまり元気がないように思いますが

確かにそうですが、例えばオタクと呼ばれるような人たちはもともと活力のない人のように言われてましたが、何かの仕組みやきっかけで勢いがついて、今や文化にまで発展しましたよね。彼らは元気がないんじゃなくて元気を出す場がなかったんだと思うんです。私は元気というのはコミットの強さであって単にはしゃぐことじゃないと思っています。何かにコミットし、そのために努力すれば、誰もが元気を出せると思います。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/6/22 掲載

『『メディチタン』を未知の次元に飛躍させたい』

ESPバイオテック・ラボ 八木聡 代表取締役

会社設立の経緯や思いをお聞かせ下さい

企業イメージ光触媒の可能性に関する研究をしておりましたが、知人が白血病になり、隔離病棟にて治療をうける出来事があったことでしょうか。知人がいる隔離病棟の有害な有機物を浄化し無菌状態にできれば、余命わずかな知人は天寿を全うできると考えました。
しかし病院側からはメディチタンの実証検証やエビデンスといったデータを持っていない事には導入出来ないという回答を受け、会社(http://espbio.com/)を設立し、東京大学医科学研究所との共同研究を始めました。共同研究の結果、細菌類に対する効果実証を証明することに成功し、次世代持続性抗菌物質とし現在に至っております。
タバコの煙を浄化するためにJT社・あっとおどろく放送局社・弊社にて共同開発した次世代喫煙室も秋葉原あっとおどろく放送局社1Fに出来上がりました。
今回、震災が起きて、メディチタンを何か役に立てたいと考えました。現在被災地では復興が始まっていますが、心配なのは感染症だと思います。感染症を防ぎたいと思いまして、メディチタンを目に見える形にしました。それが、スプレー缶タイプのメディチタンです。これを被災地の方々に使って頂こうと考えています。例えばマスクにスプレーしてもいいですし、衣服に直接かけて頂いても効果的ですし、安全性も全く問題ありません。

これは一般の方も使えますよね

もちろんです。先ほども言いましたがマスクにスプレーすれば、インフルエンザや感染症・花粉症に有効と考えられ、お子さんの洋服や家のカーテン、ペットのトイレまで滅菌・抗菌したいところには何にでも効果があります。余談ですが、お台場にある「猫だカフェ(にゃんだかふぇ)」で一般販売しています。

社会貢献度が高い事業ですね

メディチタンは東京大学医科学研究所と共同研究しているんですが、大学は社会貢献性が高くないと協力してくれませんのでそれは言えると思います。 
メディチタンで社会に貢献していきたいと思いますし、例えば現在も具体的に進行している事例としては、住友林業さん、ベネッセさんと一緒に抗菌性の高い老人ホームを大田区に建てています。弊社の社訓は「ふざけているようで大真面目」というものです。現社名をESPバイオテック・ラボと言いますが、ESPは文字通り超能力という意味です。超能力を科学的に現実にしたいと思い命名しました。この6月に社名を株式会社六次元に改名しますが、これは未知の次元である六次元に飛躍したいという気持ちを込めています。私はメディチタンを未知の次元に飛躍させたいと思い、公益性・社会性を高め日本を元気にと考えております。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/6/15 掲載

『タイ料理を中心にアジアの良さを世界に伝える』

アライド コーポレーション 氏家勇祐 代表取締役社長

事業展開のきっかけや思いなどをお聞かせください

企業イメージ父が50年前に商社マンとしてタイの駐在員をしていたんです。その後しばらく時間が空きますが、26年前に父が独立を考えまして、その当時円高が進んでいたこともあり、輸入ショップをやろうということでスタートしました。
その時父の勧めで母がタイの有名な先生に年2回ほどですが料理を習いまして、現在本を6冊も出すほどタイ料理に馴染みました。タイの食材で事業を展開するきっかけになったと思います。その後10年前に父が病気をしたのをきっかけに、私が29歳の時ですが家業を継ぐことになりました。そして32歳の時にバンコクに支店を立ち上げて、そこを拠点に世界で販売しています。それはバンコクに立ち上げることで実現できたことだと思います。タイでは日本の食材も販売していますし、タイ料理、日本料理はタイだけでなくイギリス、フランス、スペインにも受け入れられて世界20カ国で展開しています。ただし、タイ料理は非常に優れていますが、日本人の視点で見るとカスタマイズが必要なんですね。でもタイ人はそれが得意ではないので、そこに商機があると考え、タイ人の代わりにタイの営業マンとして世界に営業をしています。具体的には「ワン・ディッシュ・アジア」というコンセプトでアジアのものを世界に販売していこうと考えています。タイは生産能力が高いので生産拠点としては最高だと思いますし、イギリスでもフランスでもタイ料理や日本料理が人気ですから、十分可能と考えています。

今後の事業展開をお聞かせください

「ワン・ディッシュ・アジア」をコンセプトに、日本国内でもタイ料理の良さをもっと知ってもらうためにタイ料理店を展開していきたいと考えています。手始めに最近恵比寿に店舗をオープンしました(http://www.one-dish-thai.com/)。このあと3年で15〜20店舗ほどを目指したいと考えています。

日本を元気にするにはどうしたらいいんでしょうか

私はこの10年間で500回飛行機に乗りまして、数十カ国に足を運びました。それでわかったことは、日本がいかに幸せな国かということです。安全だし、平等です。こんな幸せな国を造ってくれた先輩たちには感謝したいと思いますし、だからこそ頑張れないわけがないと思っています。あと私は、武士道が好きで「義」を大事にしたいと考えています。日本人は義を重んじる国民ですし、義を重んじることで日本は元気になれると考えています。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/6/8 掲載

『中小企業の元気が日本の元気につながる』

エンジュク 長谷川桂介 代表取締役

起業の経緯や事業内容をお聞かせ下さい

企業イメージ前職はベンチャーリンクという飲食のコンサルティング会社にいまして、私自身も飲食業で独立したいと考えていたんです。ただ実際に飲食業は、初期投資がかかる割に回収が難しい事業なんですね。しかも飲食店は当時飽和状態にあったので、初期投資のかからないインターネット関連でと考えを変えました。そんな時「金持ち父さん、貧乏父さん」という本を読みまして、お金について学び、お金の知識を身に着ける大切さを実感しました。同じようにお金の知識を学びたい人は多いという感覚があったのですが、当時は実践的なお金の知識を学ぶ教育がほとんどなかったので、これはビジネスになるなと感じました。そこで投資であったり不動産であったりお金に関係するセミナーをする会社を立ち上げたんです。始めたころは、年間50位のセミナーを開催して、受講者のメインは個人投資家で、基本的な資産運用を勉強したいという入門的なものを求める人たちが多かったんです。そして、何年もお金の教育を行っていくうちに、受講者のレベルも上がってきて、株式でどういう手法でどう儲けたらいいかというようなことを、より専門的に学びたいという要求が高まってきて、現在ではカリキュラムの内容も高度になってきています。おかげ様で、これまでに延べ3万人ほどの方に受講していただいています。

人気カリキュラムなどはありますでしょうか

今現在は一人ひとりの講師の講義の中身を深堀して、長期的に成果がでるようなことを学ぶコンテンツを会員制で展開しています。ここ2年くらいはオンラインセミナーとして実施していまして、いつでもどこにいても受講できるしくみを作りましたがこれが好評です。

日本を元気にするにはどうしたらいいでしょうか。

教育は日本を元気にするうえで最も重要な役割を担えると考えています。教育は人のモチベーションを上げ、人生を思いっきり生きる方法を見つけることができます。我々の事業で言えば、現在はお金にまつわる教育を中心に展開していますが、同じ仕組みでお金以外のカテゴリーでも教育を展開していきたいと考えてます。これはインターネットを使うことで効果的に実現できます。今弊社が展開しようとしているのは、100人くらいの中小企業の経営者向けに、決算書を読める力をつけたり、売り上げや利益の確保、組織作りのためにどうしたらいいかということを学べるオンラインの塾を展開しようとしています。中小企業がもっともっと元気になれば、日本は元気になると確信しています。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/6/1 掲載

『やり抜くと決めたら諦めない』

ケイワークプランニング 今福京子 代表取締役

いろいろご苦労をされたようですが、事業立ち上げの経緯も含めてお聞かせください

企業イメージ20年前から一人一人に満足頂けることをモットーに会員制のオートクチュールの会社を展開してきました。休む間がないくらい順調でしたが、10年前、突発性難聴にみまわれ、突然片耳が聞こえなくなりました。人の声はもちろん、携帯電話の音も聞こえず、振動すら気がつかない状態になりました。そこで思いついたのが、洋服用のメジャーを改造して携帯につけて首から下げて胸のあたりで振動を感じるようにすることでした。他の人にも便利に感じてもらえるんじゃないかと考えたことがきっかけで生まれたのが、今事業展開している「putit(プティ)」という収納式ストラップです。ただ、開発経験などまったくなく、10年前はストラップの紐を収納するという概念がなかったので、メジャーの製造会社をはじめとしていろいろな方に相談をいたしましたが、私のこだわりを話すと行く先々で断られました。私がどうしてもこだわりたかかったのは、手のひらに収まるほど小さくて可愛く、10cと軽いもの、そして何より安全なものでした。
具体的には1万回収納ができて、手のひらサイズで軽さは10gを切るという商品でした。
周囲からは理想のものはできないと言われました。
それでも私は必ずできると信じて諦めず前に進んだ結果、開発に8年、紆余曲折ありましたがようやく形になりました。
その間多くの方に協力をいただきましたし、その方々との出会いがなければ完成はしなかったと思います。絶対あきらめない、必ずできるという強い思いが人々に伝わり、「ほっとけないな」「何か手伝おう」という気持ちから皆様のお力をいただけたのではないでしょうか。

今は合理的な考え方が優先して、少し駄目ならすぐに撤退しようという風潮があると思いますが

あきらめが早いところがある気がします。もちろん私のように、こだわり過ぎるのもいいかどうかわかりませんが、やり抜くと決めたら、自分に言い訳せずに投げださないこと、ツキが回ってくる前に諦めずに一歩ずつ進めば、その本気が人に伝わり運は引き寄せられると思います。
叶うという字は口に+(プラス)と書きますよね。プラスになることを口に出し続けることで願いが叶うと思っています。

日本を元気にするのはどうしたらいいでしょうか

原点に立ち返って、人と人とのつながり、そうして集まった人たちがグループになってさらに輪を広げていくことが重要だと思います。ひとりでは夢はかないません。必ず周りの人の協力が必要です。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/5/25 掲載

『被災地に地域活性化事業を』

イマージュソリューションズ 出口 允博 代表取締役社長

事業内容からお聞かせください

企業イメージネットショップの運営代行をメイン事業としています。通販を事業にしているお客さまから依頼を受けて、注文から箱詰め、発送、納品、その後のクレーム処理や返品処理までの一切をまるごとお引き受けしています。また最近では、地域活性化事業として「コミュニティECパッケージ」というものを運営しはじめています。これはソーシャルメディアと通販システムを合わせた仕組みで、商品を基点としてECサイトの会員同士が商品の情報を更新したり口コミで盛り上げていって他の会員に広げていったりと、まさに消費者発信型のメディアだと考えています。地域活性化という意味ですが、このシステムは地域に関しては導入費を無料にしています。具体例を挙げますと静岡の地域コミュニティでこのシステムを利用して地域の特産物などの販売で成功を収めています。これを被災した地域に同じように導入して地域の活性化の助けになればと考えています。

事業に震災の影響などありますか

それが、震災後はむしろ伸びているんです。皆さん自粛ムードで外へ出なくなりましたがそれでも買い物はするわけです。買い物は通販を通してという機会が増えたのではないかと考えています。この後もこの傾向はまだまだ続きそうですね。

最近世の中全体に元気がないと言われてますし、その中でも特に若手に元気が足りないように思いますが

確かにそう思います。私は今43歳ですが、バブルを経験したせいか、欲を持っていましたよね。儲けたいとか、車がほしいとか、いい家に住みたいとかいろいろな欲がありましたが、今の若い人たちにはそれがないと思います。もっとぎらぎらしたものがあった方が良いと思いますし、日本の将来は明るくならないと思います。

若い世代以外の人達はどうでしょうか

私たちの世代はバブルの消費時代を経験していますから今の状況には閉塞感がありますね。バブルの時ほどではないにしろ、もっとお金を使わないといけないと思います。今回の震災でも自粛ムードが先行していますが、行き過ぎの感があります。

震災から立ち直るにはどうしたらいいんでしょう

企業が海外に出ることではないでしょうか。国内だけで消費を盛り上げるのは限界があると思います。そういうと空洞化を心配する人たちがいますが、日本の企画力や技術力を海外に持っていくのではなく、日本の商品を海外に売っていけば空洞化にはつながらないと思っています。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/5/18 掲載

『方法論や型を反復していくことが重要』

シンメトリー・ジャパン 木田知廣 代表取締役

どういうお考えで教育分野の事業を立ち上げられたんでしょう。

企業イメージ会社を興す前は人事のコンサルティング会社にいました。そこで仕事をしながら疑問に感じていたのは、人事制度では人の行動はなかなか変わらないということでした。人を変えていくにはひとりひとりに働きかけて、意識改革を促していったほうがいいのではと考えたのが発端ですね。スキルアップもそうですが、マインドに働きかけて考え方を変えていくという教育的なアプローチがいいと考えたこともきっかけになっていると思います。How to DoではなくHow to beという「あり方」を考えたり、Whatではなく、なぜそれをするのかというWhyが重要で、それを教育で展開していきたいと考えました。

具体的にはどういった教育を展開されているんでしょう。

ビジネスパーソンに必須の「大人の5教科」を教えています。大人の5教科というのは論理思考、コミュニケーション、英語、IT、会計の5つです。この5教科をまんべんなく教えていますが、日本人はこの5教科を苦手にしている人が多いんですね。特に英語を苦手にしている人が多いと思います。我々はその苦手な部分を「脳内マップモデル」という方法論を使ってわかりやすく教えています。
また、最近力をいれているのがコミュニケーションや論理思考のところです。特に論理思考の分野に関しては今月10日に「ほんとうに使える論理思考の技術」(中経出版)という本を出しまして、力をいれていきたい教科と考えています。

最近の若手を考えると論理思考はあるもののコミュニケーションの苦手な人が多い気がしますが。

就活などで苦労してますから、賢くはなっているんでしょうね。本にも書きましたが論理思考を生かす心理の部分が十分じゃないんだと思います。ただ、私は論理思考も重要だと思いますが、方法論や型があってそれを反復していくことも重要だと考えています。型を身に付けた後にHow to beがわかってくることもあると思います。

震災からの復興も含めて、日本を元気にしていくにはどうしたらいいでしょう。

チェック&バランスの機能を働かせることが必要だと考えます。
例えば、政府や官僚に対して今の状況がおかしいぞというチェックが必要だと思いますし、それを国民がちゃんと指摘して正していくということが重要だと思います。
そうすると不公平がなくなりますし、非効率がなくなっていって復興も進みますし、徐々にですが日本が元気になっていくと思います。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/5/11 掲載

『お互いが手を取り合っていくことが必要』

フリーエイト 土田 泰司 代表取締役

どういった経緯で事業を始められたんでしょうか。

企業イメージ中学卒業後、航空自衛隊を経てソフトウェア会社に就職をしました。その後、若さを勢いに自信と野望を胸に1988年(当時21歳)に独立しますが5年後に倒産。取引先であった水道工事の会社に3年間勤めましたが怪我が原因で退職し、再度個人事業主としてソフトウェア業界へ復帰し、現在に至りました。正直結構紆余曲折がありましたね。
弊社は主に携帯サイトやPCのホームページを制作する会社ですが、単なる制作会社というよりも営業支援型IT提供会社です。売れる営業コンサルタント1級(営業教育推進財団認定)のノウハウを活用した営業支援ツールやサービスを提供してお客様と共に栄えることを目指しています。
例えば、全国鮪解体師協会や鮪匠(まぐろのたくみ)のホームページリニューアルについてご依頼頂いたときには当事者意識を高め、お客様をより深く理解するために、およそ4カ月をかけてマグロ解体師1級(全国鮪解体師協会認定)を取得するほど体を張って取り組みました。

今後もその経営姿勢は変わらないのでしょうか。

基本的な経営姿勢は変わらないと思いますが、震災後に多少の意識が変わったと思います。企業として大きくなろうという「野望」より「希望」を大切に持とうという思いが強くなりました。弊社は浅草が地元のインターネット屋ですから、浅草の地元の人々が大切にしている情報を集めて提供するポータルサイト「クリックタウン浅草」を運営しています。毎年5月に賑わう三社祭も中止となり元気が出にくい時期ですが、浅草にくる人や働く人たちとの接点をさらに増やして元気を取り戻そうと普段はジャージに身を包み、自転車で滑走しています。

日本を元気にしていくにはどうしたらいいんでしょうか。

私自身は地元密着の活動を通じて、まず足元の浅草という街に暮らす人々から元気にしていきたいです。それには地元の人々と共に楽しみ栄える仕組みを見つけることが大切だと考えています。そして、その経験やノウハウを他の街にも広げていき、やがては日本全体を元気にできたらと思います。
また、これからは家族や街単位でお互いが手を取り合って、触れ合い、励ましあっていくことが大切だと思います。特に若い方々には「生きる力」を身につけてほしいと思っています。危機管理能力や危機対応能力を高めることも大切ですが、手に職をつけるとか芸を身につけるといったことも生きる力を育みます。しぶとく元気に生きていきましょう。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/5/4 掲載

『日本の展示のレベルを底上げしていきたい』

ワークスタジオ 原 和広 代表取締役

起業のきっかけからお聞きします

企業イメージもともとディスプレイ関連の仕事をしていました。ただ、お客さまからのニーズはあるのに家電専門のディスプレイをやっている会社はなかったので、それなら自分達でやってみようと思い、今の事業を確立しました。家電製品の展示に関して企画から設計、施工まですべてお受けしています。ここまで家電製品専門特化している会社は他にはないと思います。

そこまでこだわる理由はなにかあるんでしょうか

まず、この分野に専門特化している会社がほとんどないので他社さんと差別化できるということがあります。後は海外と比べると日本の展示のレベルはまだまだ低いです。そこをもっと底上げしていきたいという使命感もあります。例えば携帯電話の展示を例に挙げると、日本の場合、多くは棚に携帯を陳列するだけですよね。ですからお客さんが手に取ると陳列が乱れてしまいます。海外は、きちんともとに戻るように工夫されていて、展示に乱れが出ないのでいつもきれいなディスプレイが保たれるんです。
その原因として2つ考えられると思っていて、設計に携わっている人がそこまで気遣っていないということとお店側のほうもそこまで配慮がないということがあると思います。

ただ、日本の接客レベルは世界でも通用すると思っていますので意外ですね

確かに不思議です。しかし、事実でもありますからこれからは海外レベルにアップしていかないといけないと思っています。

日本を元気にするにはどうしたらいいでしょう

なにより中小企業が元気じゃないとだめですね。高度成長期はモノを作れば売れていた時代だったんですが今は違うと思うんです。大手企業を頂点とするぶら下がり構造では生き残るのは難しいでしょう。ネットの普及もあって大きく環境が変わりましたから、その構造を変える大きな転換期だと思います。まずは変わるんだという思いを持つということからスタートすべきだと考えます。そして、自社独自の製品を作って、ネットを利用しプル型のマーケティングを導入して自ら製品を売っていくなど、自立することが重要です。
今回の震災はまさに国難です。対岸の火事ではなく自分のこととして受け止めて個人ができることをやっていく、企業も企業ができることをやっていく必要がありますね。


(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/4/27 掲載

『若手を育成し社会的な貢献をしていきたい』

イーペイメント 田村 浩一郎 代表取締役

どういった経緯で設立されたんですか

企業イメージ私の父が銀行員をしておりまして、その父が「仕事をするなら自分で会社をつくった方が面白いぞ」と独立を勧めてくれた影響が大きいと思います。
独立意識もともと強く21歳で初めて起業し、今の会社を立ち上げる以前にも何社か設立し、現在も複数社経営しております。
弊社の事業ですが、国内外のEC事業者向けに金融機関と提携し、インターネット上のクレジット決済代行、電子マネー決済代行、銀行振り込み収納代行などを提供しています。特に日本はインターネット上の決済種類非常に多く、それらを弊社と契約する事で一括導入できるようなサービスを提供しています。取り扱っている決済の種類で言えば日本で一番ラインアップが充実しているかと思います。他にもセキュリティーに関してはクレジットカードの5大ブランドが作った国際規格のPCI‐DSSを7月に取得予定です。また、どの国にいても任意の通貨で決済できる「ダイナミックカレンシーコンバージョン」という仕組みも広めていきたいですね。

今の若手は元気がないと言われる中で、21歳で独立する方はまれだと思いますが

本当に仕事に対して命をかけている人が少ない気がします。若手の目標となるようなリーダー的な人がいればもっと元気になると思いますので、自分自身がそういう存在になれるよう頑張ると同時に、若手をどんどん雇用してきちんと育成して社会的な貢献もしていきたいですね。

社員の方を採用する基準は

採用基準はいろいろありますが、それより重要なのは、採用したからには会社が続く限りその人を諦めないことだと思います。生産性が無いからといって人材をすぐに入れ替えるようなことはできるだけ避けたいと思います。幸い今のところ諦めなければならない社員はいません。
また、多くの社会人は学生と変わらず与えられるばかりの環境で毎日を送っている人が多いと思いますが、そういう人たちはこれからの時代は大変苦労するかもしれませんね。
自分の頭で考え、行動し、自ら道を切り開いていける人がこれからは必要になると思います。

日本を元気にするにはどうしたらいいでしょう

今はビジネスを創造しやすい時代だと思います。独立することに対してもっとチャレンジしていいと思います。もちろん困難なことが多く、ギャップを感じたり辛い経験も積まなければいけませんが、そのギャップを埋めるための教育や困難を乗り越えられる強い人材の育成をしたいと考えています。学生教育も大切ですが、ビジネス教育をもっと充実していくべきだと思いますし、楽天さんや大手の会社が取り組んでいる独自の学校を創れたらいいですね。


(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/4/20 掲載

『もっと人と人が関わることが必要』

ヒューマン・クオリティ− 樋口ユミ 代表

創業のきっかけや思いから伺います

企業イメージ大学を卒業して母校の職員として就職いたしました。キャリアセンターに配属されて女子学生や卒業生のキャリア相談やキャリア支援に関わる仕事をしていましたが、同時にセクハラ相談員も担当していました。当時はまだセクハラが問題になり始めたころで、問題が深刻な割に皆の意識が低いという現実がありました。その後研修会社に転職して、ハラスメント研修などに携わりましたが、もっと多くの企業に深く関わり、ハラスメント防止に取り組みたいと考え、2008年に独立いたしました。

具体的にどのような研修をやってらっしゃるんですか

何がハラスメントにあたるのかということは「これがダメ」「あれがダメ」というだけのものではなく、絶対的なものはありません。ですから、そういうことをご自身で考えていただくきっかけ作りになればと思いますし、ハラスメントは相手がどう受け止めるかが重要ですので、相手の気持ちを考えることを理解してもらうようにしています。やはり、お互いの信頼関係をいかに築くかが重要だと考えています。

研修の対象はどんな方々が多いんでしょう

やはり、管理職の方が多いですね。ハラスメント、特にパワハラは上司と部下の間で生まれるケースが多いですから、管理職の方は真剣です。最近は縦社会の色が濃い会社や、店舗など現場を持っている企業や団体からの依頼が多いですね。

今の若手はおとなしくて元気がないと言われていますが。

確かに何を言ってものれんに腕押し、厳しく接しても反応がないのが悩みだとおっしゃる方もいます。一方的に言うのではなく、相手の目線に合わせることも大事です。
管理職が言いすぎを気にして若手に遠慮してしまうケースもあります。例えば本人の成長のために担当を変えたことをパワハラと取られてしまったというご相談を受けたこともあります。こういったことが起こる原因の一つとしてマネージャーと若手の間をつなぐ人間がどこの会社も少ないこともあると思います。ここでコミュニケーションが途切れてしまう傾向が見られます。

今の日本を元気にするのには、あるいは変えていくにはどうしたらいいでしょうか

人と人の関わりが希薄になっていることが気になります。人との摩擦や、ときには葛藤を経験して一人ひとりが成長することが必要ではないでしょうか。例えば、学生の頃からボランティアに参加する、海外へ行くですとか、様々な世代や価値観の人と向き合うことが大切だと思います。


(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/4/13 掲載

『ひとりひとりができる範囲のことをやり遂げる』

スタジオカレン 田中 大輔 代表取締役社長

どのような経緯で事業を始められたんですか

企業イメージ元々スタジオミュージシャンとして活動しながら、プロの育成のスクールを経営していました。一方でコンピュータが好きで、フリーのウェブデザイナーもしていたので、スクールの方をやめてウェブデザインを中心とする今の会社を立ち上げました。
その後、ウェブクリエイティブを核とする会社をいくつか創って事業を展開しています。
例えば、ウェブのコンサルティング会社や撮影専門の会社、SEO対策のためのシステムを開発する会社などです。

今若手に元気がないと言われてますが、どうすればいいんでしょう

うつ病の人が多いのが気になりますね。以前音楽スクールを開いてましたが、そこにいた人間を今の会社に引っ張ってきたのですが、その中にもうつの人間がいました。そもそも会社に出てこない日が多くて半年ほどかけてまともに仕事ができるようにした経験があります。使命感を持たせたりして気持ちの持ちようを変えれば人は変われると思います。諦めてはだめだと思います。

ひきこもりも多いですが、どうしてそういう人がでてくるんでしょう

自分の中で解決できないことや、やりたいことがあってもやれなくて悩む人が多いからだと思います。実はうちの会社はそういう人間が多くて、一度辞めてもやりたいことがあってまた戻ってくる人もいるんですが、私は歓迎しています。
その流れで、ゆくゆくは教育にも手を広げていきたいと考えています。具体的にこの分野でやりたいというところまでイメージできていないのですが、その学校では人の背中を押してあげられるような教育を目指したいと考えています。人はきっかけがあれば前に踏み出せることがあると思うんです。背中を押してあげる場を提供したいと考えています。
とにかく私は人をほおっておけないたちなんですよ。いいやつは何とか助けてあげたくなってしまうんです。

日本を元気にするにはどうしたらいいでしょうか

ひとりひとりができる範囲のことをしていくことです。できないことを無理にしようとして気にやまないことです。やれることを確実に達成していくことが元気になる基本だと思います。


(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/4/6 掲載

『捨て身で立ち向かうことで強くなれる』

トロッコ 岡村 将 代表取締役

どういう経緯で起業されたんですか

企業イメージ大学時代に知り合いが起業した会社にインターンとして働いていました。そこでは大手企業を相手にウェブ制作の仕事をしていたんですが、働いているうちに契約が取れるようになり、自分でやっていけるかもしれないと考え起業をしました。ウェブ制作会社はたくさんありますが、ただ制作するだけでなくお客様がどうしたら成功するかを考えることから始めるコンサルティングも展開するようになり、現在多数の上場企業のサイトの運用をご依頼いただいています。クリエイティブの力やデザインの力を大切にして人に感動を与えたり共感を呼ぶことで成果を出す仕事をしていきたいと考えています。

元々独立志向をお持ちだったんですか

それほど強く独立したいと考えたわけではありません。大学時代からウェブに興味があって、ウェブは人の生活を一変して世の中を大きく変える力のあるものだと思っていました。その流れで、ウェブで人の役に立ったりとか社会貢献ができる仕事ができればいいなと考えていました。
人の役に立つことで言えば、今後はコーズマーケティングと呼ばれているものに手を広げていきたいと考えています。例えばボルヴィックの「1リッターフォー10リッター」というプログラムがあってボルヴィックの売り上げの一部をユニセフに提供して、アフリカに井戸を掘るという事業がありますが、社会貢献事業とマーケティングを合わせた考え方です。アメリカでは当たり前のように行われていますが日本でも昨今実施されるようになってきました。手始めとして、ウェブを通じたコーズマーケティングを展開できたらと考えています。今回の震災の義援金などもその手法で貢献ができるのではないかと考えており、広告予算を持つ企業と社会貢献をしている団体を結び付けていくことができればと思います。

日本を元気にしていくにはどうしたらいいでしょう

今の日本人には捨て身になって向かっていく気持ちや姿勢が足りないように思います。捨て身で立ち向かうことで強くなれると思います。ウェブで出来ることとして、自社メディアでのサイトを創りたいと考えています。そのサイトに個々人が「願い」をつぶやくと、その願いをかなえられる人や願いをかなえる方法を提供できる人が応えるという仕組みです。また、日本の教育を少しでも良くするために、教育に関する海外の事情などの情報や手法を取りまとめて発信するサイトも作成したいと思っています。そのサイトを通じて世の中を良くすることができるといいですね。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/3/16 掲載

『日本だけでなく世界に通用するものを創っていく』

キバンインターナショナル 西村正宏 代表取締役社長

創業のきっかけや思いからお聞かせください

企業イメージ大学院の研究室で活動をはじめました。OBの方々から支援をいただいて、大学のインターネットを整備するという仕事をしたのがきっかけです。
社名は社会の基盤になりうる事業をしていくということと、パソコンのマザーボードの基盤に由来しています。その後10年間ほどいろいろな会社の受託開発を受けてきましたが、このままつづけていいのかという疑問がわいて、皆で話し合いました。ある町の小中学生約4万人が利用するeラーニングを開発したのですが、子供たちにすごく喜ばれたことがeラーニング専業化の大きな転機となっています。

開発した以上、事業としてeラーニングを売らないといけませんが

当時調べてみると、企業は1名あたり年間平均数万円のeラーニングライセンス料を支払っていることがわかりました。ユーザー数が増えるに従って利用料が増える仕組みです。大企業などで、利用者が多いほど負担が多くなります。そこで、ユーザー数無制限のライセンス体系を提供しました。これは大規模利用のお客様によく売れたのですが、「eラーニングをすべての人に」という私たちの目標を達成するためにも20名以下の小規模企業でも導入できるものにしたいと考えました。
現在は20名以下の利用は完全に無料。21名を越える1名につき210円という低価格のASPを展開します。このASPも非常に好評で、現在1100社程の企業とお付き合いがあります。また、このサービスは別の思わぬ副作用も生み出しました。1部署で運用していたものが、大企業の全社導入に繋がる事例が生まれています。

御社で提供されているeラーニングサービスの特徴を教えてください

eラーニングには3つの柱があると考えています。学習を行うコンテンツ、コンテンツ作成ツール、学習システムです。この3つを1社で提供し、お客様の学習に必要なものすべてを1社で提供します。

日本を元気にするにはどうしたらいいでしょうか

日本だけで売れるものは開発しません。競争は厳しくなりますが世界で通用するものを創ろうと考えています。そのために、例えば、中国人や韓国人のスタッフと共に働き、社員の英語教育にも力を入れています。その結果、開発した製品を各国の言葉に対応させることができたり、海外のeラーニング製品を扱うことができています。日本人全体がその意識を持って、世界に通用するものを創っていくことが重要だと思います。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/3/9 掲載

『日本の優れたアイデアや技術を世界に発信したい』

メキキ・クリエイツ 粕川 敏夫 常務取締役

起業のきっかけお聞かせください。

企業イメージ2000年に創業しましたが、当時はビジネスモデル特許が脚光を浴びていたんです。
ただ、単に技術の特許を取得するサポートだけではなく、ベンチャー企業のトップの方々がお持ちの「熱い想い」を特許にしたいと思い、今の会社を立ち上げました。みなさんがお持ちのアイデアを知的財産として形にするお手伝いをすることが私たちの仕事です。

今まで何件くらい特許を取られたんですか。

100件以上の特許は取得しています。ただ、中小・ベンチャー企業が特許を取る際、費用の問題があります。普通の特許を1件取得するのに約100万円かかります。「特許を取ることも必要だが、それだけでなくその周辺のノウハウやアイデアも含めて知的財産として保護することでよりその会社の価値も上がる」。そういう想いで昨年から「ジーニアスノート」とう新しいASPサービスを提供しています。これはアイデアや設計図面などの開発段階で出てきたものに、デジタルタイムスタンプを押します。これで先発明権、先使用権(米国)といった権利で自分のアイデアを保護できるという仕組みです。このシステムは私たちが特許を取った独自のものです。利用料は月額5250円で、年間300回スタンプを押すことができます。使い方も簡単で、専用のソフトをインストールすればワンアクションで操作できます。これなら大企業だけでなく、中小・ベンチャー企業、そして個人でも利用してもらえると考えています。「ジーニアスノート」を通じていろいろな方のアイデアや事業を守り、海外でも知的財産で戦える企業を育てていきたいですね。

日本はアイデアや技術に関してわきが甘いところがあると思いますが。

その通りです。その点の意識を変えるのに教育していくことが大事だと思います。
日本には優れた技術やアイデアがたくさんあるんです。それらにタイムスタンプを押すことで、
自分のアイデアを形にして、外に向かって事業を進める必要があると思います。ぜひ日本からアップルやグーグルが生まれてきてほしいと思っています。

日本を元気にするにはどうしたらいいでしょうか

優れたアイデアや技術を形にして事業化でき、この事業を通じてまた新しいアイデア、製品を生み出していくというサイクルを作っていくことでしょうね。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/3/2 掲載

『役立つ研修をもっと多くの人に提供したいという思いから』

ラーニングエッジ 清水康一朗 代表取締役

中学時代から起業を考えていたとお聞きしましたがどうしてそうお考えになったんでしょう。

企業イメージお金を儲けたいとか、儲けたお金で何かほしいとかといった理由ではなく、中一の頃から大きくなったら何か事業をやりたいという思いが強かったんです。親族のなかに会社を経営している人がいてその影響も大きかったと思います。

教育事業で今の会社を立ちあげられたきっかけや経緯はなんでしょう。

独立は30歳までにしようと決めていましたし、やりたいことも決まっていましたので、予定通りだったと思います。教育事業で起業しようと思った理由はいくつかありますが、理由のひとつは、前職の大手のコンサルティング会社で出会った上司の影響があると思います。外国人の上司だったんですが、自分のキャリアやスキルを向上させることに熱意のある方で、営業マンは営業をやっているだけでは不足で、マーケティングなども学んで幅を広げていかなければ、同じ仕事をしているだけでは何年経っても同じ給料しか貰えないだろう、ということをよくおっしゃっていました。そこで私は、いろいろなセミナーや研修に参加して自分の幅を広げたんです。そして、研修で学んだことを実践すると本当にうまくいくことが多かった。役立つ研修をもっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。今の「セミナーズ」(http://www.seminars.jp/)はこの思いから生まれました。

まだまだ元気がない日本ですが、元気にするには何が必要でしょうか

幼児教育をもっと徹底する必要があると思います。
それにはまず、親と接触する時間を十分作ることが大前提です。
そのうえで、なぜ働かなければならないか、なぜお金を稼がなければならないのかといった、人としての基本である道徳教育を徹底する必要があると思います。
当社では新入社員に対して入社前に歴史小説を課題として読むようにさせています。
理由は、いろいろな時代においてその時代のリーダーがどんなことをしてきたかを学ぶことが重要だと考えているためです。ビジネスマンとして生きる前に人としていかに生きるかを考える必要があると考えています。
今は自分に投資して自分を高めていかなければ会社は何もしてくれません。
ですから、会社の仕事だけできても駄目なんです。もっと幅広く知識を身につけて人間を磨いていかないと厳しい社会で戦えないと思います。
そういった意味でも、『自分を磨く場』を我々は提供していきたいと考えています。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/2/25 掲載

『女性が仕事と家庭を両立できるように設立』

エイアンドピ−プル 浅井 満知子 代表取締役社長

設立のきっかけや事業内容をお聞かせください。

企業イメージもの心ついたころから結婚しても母になっても仕事は続けたいと思っていました。
ただ、当時はなかなかそういう環境の会社は少なく、それなら自分で会社を立ち上げ、女性が仕事と家庭を両立できる環境を創ろうと考えて設立いたしました。
創業当時はITを中心とする産業技術翻訳が中心でした。5年前から別の展開も模索し始め、お客様のニーズにお応えするうちに、日本企業の海外投資家向けの英文IR支援サービスに力を入れるようになりました。具体的には決算関連資料の翻訳、アニュアルレポートなどツール制作と、いろいろお手伝いをさせていただいています。
経営方針は、「言葉に命を吹き込む翻訳」をモットーに事業を展開してまいりました。

今は海外の投資家が日本に入ってこない状況じゃないでしょうか。

逆に日本株式市場の海外投資家の比率は年々高まっており、海外投資家が日本株式の上昇をけん引する傾向にあり、今後もさらに高まると思います。
しかし、企業によっては2つの壁、すなわち海外投資家に自社株を購入してほしくないという意識と言葉の壁があるように思われます。
後者の言葉の壁については弊社でお役にたてることがまだまだあると考えております。
海外投資家による日本への資金流入に限らず、法人税を下げて海外企業の誘致を行うことで、株式市場に限らず国の財政の潤滑と日本の空洞化を防げるかと思います。

どうしたら日本は元気になっていくんでしょうか。

今後ますます海外の国を相手に関わっていくことが多くなると思います。島国育ちの日本人にとっては厳しい時代の訪れになるかもしれませんが、異質と交わり肩を並べて競い合っていく力量を今から我々も子供たちも培っていく必要があると思います。子供のころから自分の考えを持つよう教育することが大切です。ディスカッションも日本人は下手だと言われますが、慣れていないだけなのではないでしょうか。
また、他人と揉まれることで人との関わり方、社会性が育まれると思いますが、今の日本は裕福になり苦労せずにモノが手に入り、何かを得るのに工夫したりしない環境に慣れてしまい、自分の生きる目的すら見いだせない人が増えているのではないかと思います。
根本的な問題解決として、将来の日本の労働人口を増やすために、安心して子供を産み育てる環境と社会基盤の整備も必須ですね。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/2/18 掲載

『家庭が元気になることが日本を元気にする基本』

ドゥ・ハウス 高栖祐介 常務取締役 

まず、事業内容と起業の経緯をお聞かせください

企業イメージ1980年に創立して今年で30年になる会社です。事業は消費者と企業の間に立って、リサーチやプロモーションのお手伝いをしています。主なクライアントは、消費者に身近な食品、飲料、日用雑貨といった商品を造っている大手メーカーが多く、年間で4〜500社、2000件くらいの仕事をいただいてます。事業として主に2つの柱がありまして、ひとつは商品開発をするためのリサーチの事業で、もうひとつは開発して出来上がった商品を消費者にお届けするプロモーションの事業があります。プロモーション事業とリサーチ事業はだいたい6:4くらいの割合になると思います。
創業の経緯ですが、元々はお料理教室のようなところに食品メーカーさんの製品を持ち込んでレシピや商品の評価等をしてもらうという提案をしていたんです。男の目線ではなく料理の現場にいる主婦の立場から商品開発をしていこうという発想で、DOさんという主婦のグループを組織してマーケティングのお手伝いを始めたことが創業のきっかけでドゥ・ハウスという社名もそこに由来しています。

プロモーションがメイン事業と伺いましたが、具体的にはどんなことをしているんでしょう

手法は多岐にわたっていますが、「モラタメ.net」というサンプリングサイトが他社にはないサービスだと思っています。「もらう」と「ためす」の造語で企業から無償で提供される商品の評価をする無償サンプリングと、有償で商品を試してもらう有償サンプリングの2つのサービスがあります。無償サンプリングはただ配るのではなく、商品をきちんと理解し、評価できる人をテストして人選しています。
単なるマーケティングではなく、実際商品を味わったり、使用したりして評価しますから、その商品が売れるのか売れないのかがダイレクトに判断できるので企業からの評価は高いですね。リサーチとプロモーションの両方ができるのが競合他社にはない当社の強みです。

日本を元気にするにはどうすればいいんでしょう

創業以来主婦のマーケティングをメインにやってきましたが、やはり家庭が元気になることが日本を元気にする基本だと考えます。
それには主婦の皆さんがやっていることをきちんと評価して上げることが必要だと思います。おいしい料理をつくることやなにげない生活の知恵をほめてあげる場を創っていきたいですね。例えば主婦のアカデミー賞なんていうのは実現したいひとつのアイディアです。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

『日本人の価値観を広げるための環境をつくりたい』

ワールドクラフト 大和田 博道 代表取締役社長

まず起業の経緯と事業概要からお聞かせください。

企業イメージそもそもスカッシュ仲間と週末企業(週末だけ活動するようなサイドビジネス)を起こそうという話が起業のきっかけです。当時、ある外資系企業が日本で事業展開を考えていました。代理店にはなりませんでしたが、US本社付きのセールスエンジニアとしてトレーニングを受けた後、日本でデモや営業活動の技術サポートをする仕事をしました。同時に起業した会社で翻訳業務受託を始めたのが当社の最初の事業です。
翻訳サービスを提供する過程でHP制作やレンタルサーバーの依頼も舞い込むようになりました。元々、私はエンジニア出身で、その分野は得意でしたので、今はウェブを中心としてレンタルサーバ事業を含む中小企業向けITサービスがメインビジネスになっています。
また、この春に向けて「蔵人(クラウドと読む)」という新サービスを他社と協力して立ち上げます。
これは文字通りのサービスで、数百円単位からスタートできるクラウドサービスです。極端な話ですが、「蔵人」サービスはPCさえあればオフィスがいらない環境だって作れます。(http://www.worldcraft.co.jp/

そうすると働き方も変わりそうですね。

積極的に働き方を変えていきたいと考えています。今までは働くことが価値という考え方が主流だったと思いますが、労働環境、労働条件など働き方は年々変わってきていると思います。ワークライフバランス、つまりワークスタイルとライフスタイルのバランスを個々人で取りながら過ごせる環境を提供していきたいと思いますし、システムのクラウド化はそれを実現できると考えています。
仕事が楽しいと思う時はありますが、楽しく仕事ができる場って少ないと思いますので、当社の「蔵人」がその場を提供できればいいと思います。

専門学校の講師もしていらっしゃいますが、教育に関しても関心がおありなんですね。

大変興味があります。国際化が進んでいるという割には、日本人は同じ価値観しか持っていないように感じます。ですから、議論が下手なんだと思うんです。同じ、もしくは近い価値観が多い環境に置かれてますから議論する必要がないんです。これでは強くなれません。実際、戦後の50年で日本人は弱くなってしまったんじゃないでしょうか。難しいとは思いますが、この状況を打開するために私は大学を作りたいと思っています。その大学では半分以上が海外からの留学生で、勉学やスポーツを通して日本人が異文化と日常的に交流し、議論できる場をつくりたいです。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/2/4 掲載

『クリエイターを育成し、活躍の場を提供』

ファンタジスタ  栗原 弘樹 代表取締役

起業までの経緯やどのような思いで設立されたのかをお聞かせください

企業イメージ私は新潟出身で県内にある専門学校で10年以上にわたり講師として働いていたんですが、県内では生徒たちの就職先がなかなか見つからないことに心を痛めていました。
コンテストで優勝するような優秀な生徒が地元での就職に苦労している現実を何とかしたいと考え、それなら生徒たちが働ける会社を自分で創ろうと考えたのが起業のきっかけです。

どのような事業を展開していらっしゃるんですか

メインの事業は創業以来3DCGの制作です。その後もうひとつ柱となるWeb事業を立ち上げました。マンガ専用SNSをはじめ、いろいろなコンテンツがありますが、最新のサービスが「mixPaper」という電子書籍投稿サイトです。
今後もクリエイターを育成し、活躍の場を与えるためにも、新しい事業を立ちあげていきたいと考えています。

日本全体に元気がありませんし、地方はもっと元気がないように感じますがいかがでしょう

新潟にいてもそれは感じます。新潟は東京まで新幹線で2時間の位置にあって、人口流出県になっているんです。中途半端に東京に近いせいで、独自の文化が育まれていないことも元気になれない一因のような気がします。

どうすれば元気がでるんでしょう

私自身は新潟に骨を埋めるつもりでいますが、若手の人たちにもそう思ってもらうには、彼らが張り合いを持って働ける環境や、やりたいことをやれるチャンスを提供する必要があると考えています。私はそういう場をまず、私の会社で提供したいと思っています。
私の会社はだけでなく地域全体にそういう輪を広げていって、若い人たちがやりたいことができる地域にしていければと考えています。

ただ、仕事に張り合いとかやりがいなどを感じようとか、感じたいとか考える若手がすくないような気がしますが

ここ何年か特にそうですが、何かぎらぎらした感じのするが人が少なくなっているような気がします。私のころは仕事に限らず、車に執着したり、友達と飲みに行ったりすることが多かったですが、それが少ないですね。
いろいろな楽しみを経験することで、もっと元気がでてくるような気がします。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/1/21 掲載

『日本にある文化やエクセレントなものを世界に発信』

ブラシナ 石川 裕也 代表取締役

設立のきっかけや事業内容をお聞かせください。

企業イメージ変わった社名ですねとよく言われるんですがブランドとシナジーを略したのが社名の由来です。起業を考えたのは、メーカーが海外にシフトする中で淘汰される企業を間近で見てきて何とかしたいと考えたのがきっかけです。
淘汰される企業の中には、すばらしいモノ造りをしている企業があり、全国レベルでPRをすれば生き残れる企業もあると考え、そういったモノ造りをしている企業をサポートしたいと考えました。
情報伝達のインフラは十分整っていますから、日本にある文化やエクセレントなものを国内だけでなく、世界に発信していきたいと考えています。

具体的にどのようにされるのでしょうか。

2月にカットオーバーを予定している「ブラシナジャパン」というサービスを準備しています。日本にある独自で高品質なものを海外に発信していくサービスで食やファッション、伝統工芸品など6つのカテゴリーで提供していきます。アメリカ、イギリスから始まり、フランス、ブラジル、台湾、ベトナムなどへ広げていく予定です。
日本の文化や独自のブランドが海外に出て行くことで日本の高付加価値な商品が再構築されたり、あるいは新規に構築されることによって、世界的に通用するブランドを作っていければと考えています。

モノだけでなく日本にある高品質なサービスも世界に通用すると思いますが、いかがでしょうか

おっしゃるとおり、日本独自の高付加価値なサービスも世界に向けて紹介していきたいと考えています。例えば、旅館の加賀屋さんの接客サービスなどは代表的な例だと思います。接客に限らず、日本のサービスは世界に通用するものが多いと思います。

今の日本には何が必要なんでしょう。

日本には抜本的なアイディアが必要と考えています。保守的になっていて、思い切ったアイディアが出てこないんです。コンセプトがはっきりしていて誰もが理解しているもののイノベーションが必要なんじゃないかと考えています。
思い切った発想やイノベーションが日本の活性化につながると考えています。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/1/21 掲載

『中小企業を元気にしたい』

Pathfine 堀井 泰博 代表取締役

まず、設立の背景からお聞かせください

企業イメージ元々私自身のために作った会社ではなくて、個人事業主として独立したいという後輩を心配して立ち上げたのがきっかけです。ですから独立志向や意思があって始めた会社ではないんです。ただ、経営者になったからには、社員とその家族は守らないといけませんから、その一心で頑張っています。

プロフィールを拝見しますと江東区にある商店街振興組合に所属されてますがどういう経緯なんでしょう

江東区の条例では明治通りに面した所では、IT企業でも商店会に入らないといけないんですね。
入ってみると、毎朝の何気ない挨拶をはじめとして、いろいろな繋がりが出てきて、今では商店街を活性化するためのお手伝いをするようになったんです。

中小企業は元気がないと言われてますが、社長もそう思われますか

まず、中小企業を元気にしたいというのは私のビジョンです。
ただ残念なことに、中小企業の多くは努力の仕方が間違っていると思います。そもそもお金の使い方が違うと思います。例えば、商店がホームページを作ったとして、作っただけで終わってしまうんです。更新しようとしないんです。それでは効果はありません。
これは一例ですが、中小企業にはそういったことが多いんじゃないかと思います。
実際、中小企業診断士の資格を持った方がアドバイスをするケースもありますが、現場を知らないので必ずしも問題解決に繋がっているわけではありません。

ではどうすればいいんでしょう

極端な言い方をすれば、次のような奇跡を起こして見せるしかないと思います。
例えば、潰れかけていた文房具屋さんが立ち直るとか、誰もこない魚屋さんに行列ができるとかですね。つまり、明白な成功事例が必要ということです。
また、街の商店といえども国内だけをマーケットにするのではなく世界を見据えた商売をするということもありだと思います。インターネットをうまく活用すれば、街のおせんべい屋さんでもグローバルで商売ができるんです。その辺を理解してもらうのは難しいですが、諦めずに人と人との関わりを大切にしながら進めています。
ローカルな商店街でもIT化によって十分戦っていけるし、それが地域の活性化やひいては日本の元気に繋がっていくと思います。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)

2011/1/14 掲載

『子供たちを世界地図を通じて元気に』

世界地図 松岡 功 代表

まず事業をはじめたきっかけなどを教えてください

企業イメージ以前塾経営をしていましたが、第二の人生としてボランティア活動でも気楽にやろうと思い、カンボジアで孤児院を経営している知人に会いに行きました。そこで泥水を沸かして飲んでいる人々を見て、私の血が騒ぎました。
「井戸を掘ろう」と決意し、その財源を世界地図の普及にしようということも同時に決めました。
その後、今の会社を設立し、事業の目的を「世界地図の普及」と「世界に井戸を掘る」ことに決めたんです。

世界地図を事業にしようと決意したきっかけはなんでしょう

きっかけは私が塾をやっている時です。シンプルで楽しいオリジナル世界地図を子どもに配ったことがありまして、その世界地図を見て人生まで変わった子どもがずいぶんいたんです。そこで、この世界地図を世界中の子どもたちに普及させ、夢と希望をあたえ子どもたちの人生を変えるキッカケづくりをしようと思い、スタートを切りました。

世界地図にはどのような使い方があるんでしょうか

世界地図の中にいろいろな情報が入れることができます。広告媒体であったり、教材としてであったり、啓蒙ツールや販促グッズ、カレンダー等実用的なものからアートとしての利用も可能で、実に様々な用途があるんです。ですから、世界で一つのオリジナル地図を作ることもできます。

確かにたくさんの種類の地図がありますね

私たちの世界地図は著作権や実用新案の権利をとっており、またオーダーメイドなので競合らしい競合はありません。

地図の売上を活用して井戸を掘る話をお聞きしますが今どの程度進んでいるんでしょう

5年間でカンボジアに161基、バングラデシュに15基の計176基完成しました。カンボジアはタイとの国境のバッタンバン州とアンコールワットのあるシェムリアップ州の2ヵ所で掘っています。
井戸を世界中に22万基掘る会
病気の原因の80%は水です。井戸のおかげで、5歳以下の子供が下痢で死ぬケースが大分減っています。本当にありがたいことです。

最後になりますが、日本を元気にするのはどうしたらいいでしょうか

まず、第一に子どもが夢と希望をもつ事です。シンプルで楽しい世界地図を見る習慣がつけばそれがきっかけとなりますからやはり世界地図の普及ですね。

(インタビュアー 是永英治 コンフィデンス代表取締役)