フルコミ営業の天国と地獄

こんにちは!本日はフルコミ営業について書いていきたいと思います。

「天国と地獄」、激しいタイトルですが、(笑)その名の通り、ハイリスク・ハイリターンの 働き方です。

フルコミッションとは、いわゆる「完全歩合制」という意味の言葉です。

通常の雇用ですと、営業成績や売上が低かったり、設定予算が未達成だったとしても固定給が支払われるわけですが、このフルコミッションは、成果や売上がないと給料が支給されません。自分が上げた業績、売上が良くも悪くもダイレクトに報酬に反映されるのがフルコミッションという働き方です。フルコミッションはむしろ「雇用」ですらありません。雇用ですと労働基準法の最低賃金に抵触してしまうので基本的に「業務委託契約」となります。業務委託契約であれば、労働基準法に違反しないというわけです。

フルコミッション制を最も多く採用している職種は、間違いなくセールス(営業)職でしょう。特にきついと言われる営業だったり、稼ぐ営業パーソンのイメージで浮かびやすい、不動産や保険、通信などの業種で採用されているケースをよく見かけます。いわゆるフルコミ営業と呼ばれているものです。

フルコミッションは固定給がない代わりに、報酬自体は高額に設定されている傾向があるため、がむしゃらに行動をすることによって大きなリターンを得られる可能性を秘めているというわけです。

また、もう一つのメリットとして、固定給が支払われる雇用形態ですと、報酬の対象がその労働のプロセス(時間)にも向けられますので、決まった時間の拘束を受けなければなりません。しかしながらフルコミ営業ですと、あなたの報酬の対象はその成果にのみ向けられますので、どのようなプロセス(時間の使い方)でも認められますので、もしも、成果に満足していれば、自分の裁量とペースで仕事ができる点が魅力です。

さて、この流れで気になるのが、「フルコミ営業っていくら稼げるの?」ということですよね。筆者の友人の不動産営業は、月収100万円は毎月稼いでいて、いつも西麻布界隈にいました。家は六本木にあり、どれだけ酔っても家にたどり着けるという盤石の体制です(笑)

また、私も一時期WEB制作のフルコミ営業をやっていたことがありますが、やはり月収100万は毎月超えていました。その不動産営業の友人とは一時期同じチームで営業を頑張っていた仲ですが、独特な営業スタイルで、どんどん即決で数百万の契約をとり続けていました。

どこかで営業をしっかり学び、結果を出したあとであれば、フルコミッション制で働くことは決して悪い選択ではないというのが筆者の意見です(どうせ起業したり、フリーランスになれば、フルコミも同然なので)

・・・といいことばかり話すのもフェアではありませんので、少し引き戻しておきます(笑)

筆者が勤めていた営業会社ではフルコミッション営業で入った営業は、ほとんどが稼げずに挫折して辞めていきました。

やはり、「成果が上がらなければ、報酬ゼロもありうる」という恐怖が大きなストレスであったように見受けられました。そして、やれどもやれども成果が上がらず、時間単価がどんどん安くなってきて、固定給の方が割がよくなってしまうという状況に陥っていくということです。

さて、フルコミッション制の天国と地獄(メリット・デメリット)をみていきましたが、結局のところ、向き不向きですので、どんな人が向いているのか?ということを考えてみたいと思います。

まず、一つ間違いないのは、「営業に自信があり、結果を残してきた実績がある」ということはとても大事です。私のいた会社では、営業初心者を雇うリスクを回避する目的で初心者をガンガンフルコミで採用していましたが、バタバタ辞めていきました(笑)当然ですよね。

営業スキルを鍛えたうえで、「行動をすれば、一定の成果がでる」営業力を備えることが必要です。

そして「行動をすること」ですが、儲かったからといって、すぐに休んでしまったり、上手くいっているときに次の打ち手を考えておかない、などの怠け癖があると一気に窮地に陥ります。経営でも同じですが、上手く行っているときに次の手を仕込まないと、悪くなったときに大打撃を受けます。常に危機感を持って、自分をハンドリングできることも才能です。

行動できること、一定の営業力を有すること、を挙げてきましたが、外的要因で大事な点もあります。

それは、「良い商材との出会い」です。こればかりはどうしようもありません。

営業代行のフルコミッションでは、この「良い商材との出会い」の確率を最適化させることが可能です。正確には、PDCAを回して戦略・戦術を磨き、売れる状態にしたあとで、コミッションにというプロセスを踏むことができる、ということです。

結論、営業力、行動力のある営業パーソンが、フルコミッションの成功を最大化できる状況をつくれるのが、「営業代行のフルコミッション」というわけです。

是永英治

代表取締役

創業以来22年間、約600社の営業代行プロジェクトの指揮を執り様々な山を越えてきた営業代行のパイオニア。